小谷村の地主神様は諏訪神社
大網・中谷・池原・虫尾・石原・千国と塩の道に添って鎮座しています。
一番大きな由緒ある宮が、大宮諏訪神社。
中谷の里に鎮座しています。
来年、8月31日この宮から始まる薙鎌祭が、諏訪大社御柱祭の始まりです。
次に大きな宮が、千国諏訪神社
現在の中学校と小学校の間にあります。
千国諏訪神社の社の裏に小さな祠が祀られています。
これが秋葉様
秋葉神社は静岡県に大社が置かれていますが、長野市権堂にも秋葉神社があります。
火防(ヒブセ)の神様です。
千国部落は2度の大火にみまわれました。
これでわが郷津家の始祖代々の家屋敷が焼失したのだそうです。
この大火がなければ・・・・
この大火の折に、以前は山の上にあった秋葉様の祠から天狗が舞い下りて、火を祓ってくれたのだとか。
2度目の大火の折に、この天狗が担ぎ下りて防壁としてくれた岩が今でも残っています。
これ以来、山の上にあった祠を諏訪神社の裏手に移し、信奉されています。
ただ残念なのは、子供たちがこの秋葉様の存在を知らない事。
教えなければいけませんね。
塩の道「天神道越え」の塩坂の頂上付近に茅で作られた祠が三対鎮座しています。
三つの三角形は、秩父に鎮座する『三峰神社』の三つの峯を表しています(白馬三山ではありません)
三峰信仰は山岳信仰のようです。
三峰神社は、日本武尊によって起こされた神社です。
日本武尊の従者とされるのが、狼(大神)=眷属=モロ一族(もののけ姫)です。
盗難除けとされますが、塩の道を進むボッカキャラバンは牛です。
夜などは、1頭だけ群れから離れた所につなぎ、狼が襲って来た時の用心にしたそうです。
う~ん・・・・神様へは貢物が必要だったのかな。
秋葉様も三峰様も、小谷へ来てから知った神様です。
さすが神話の里。
八百万の神様は、まだまだいらっしゃいます。
それは又、おいおいと・・・・
戸隠神社のご利益か、はたまた雪の華さんの誘い雪の賜物か、大雪です。
良かった、良かった。
と喜んだ後には
「大雪だよ~・・・明日は雪搔きだぁ」
の溜息も、ちょっと口元が緩みます
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実は・・・