朝から雨が降っています
昼間は時々雲が切れることもあったのに、夜には大雨になりました。
姫川が暴れなければ良いのですが・・・
軒下のフェンスに這わせた時計草が咲きました。
名前からお日様に向かって咲くものと思っていたら、雨なのに咲いています
雨に当たりテラスに咲く他の花達が寂しいそうなのに、なんとなく誇らしげに見えるのは、雨の所為かも知れません。
高二の息子は
伊坂幸太郎に嵌っています。
東北の聞いたことの無い大学に行きたいなんて、どうしたのかと思っていたら、彼の作品は仙台を舞台にした物が多いのだそうです。
「読んでみなよ」と:重力のピエロ:を渡されました。
ミステリーの部類に入るのでしょうけれど、考えさせられることも多かったです。
主人公の兄弟二人の会話に、ガンジーの言葉の引用が多いのですが
「生きる為に牛を殺すことは許しても、味覚の為に殺してはいけない」
という言葉は特に印象に残りましたが。
面白かったですが、情報量が多くて、知恵熱がでそうでした。
少年から青年の変わろうとしている息子の琴線に触れるのも分かる気がします。
カフカの:変身:を読んでいた、私の高校生(花の女子高)の頃を思い出しました。
隣の席の確かシゲコさんは:サガン:に夢中で、その頃は真剣に人生や恋愛について語り合ったものです。
思春期と一括りにするのは簡単ですが、悩むことも又成長のアミノ酸なのでしょうね。
「カフカを読んでみなよ」とは間違っても言えない両親でしたから、息子と読書感想を語りあえることは幸せだと思っています。