小谷村が森林セラピー基地に認定されました。
今日は、農協主催の巨木ツアー
小谷村内の巨木(幹周り3m以上)を見て回りました。
風吹山の水楢の木
周囲6m近い水楢は珍しいそうです
身長159cmの私と比較してください
細井から顔が分らないと言われて初顔出しです
こちらはブナの巨木です。
178cmの長男を立たせてみました。
回りには銀竜草が群生しています。
「自然園で必死に探しているのが嘘のようだ」は、細井の弁
地元地区会が山の水を引いて作った人工池です(風吹下池と命名)
ニジマス、岩魚、鯉の大物が悠々と泳いでいました。
水が冷たく餌を与えるまでは白く凍えていたとか・・因みに餌はドックフードですって(驚)
小谷はどこまで行っても山ばかり
村議会選挙を手伝った時にも感じましたが、今回は特に強く感じました。
マイクロバスに乗ると何時もと違う目線で,景色が見えるからかも知れませんね。
日本で二番目のブナの巨木
一番が太平洋側に生育しているとのことで、「もうじき一番になる」とはガイドさん。
登山口からの10分の道程がきつかった(シオデを10本ゲット)
本日のベストショット(鎌池)
鎌池の遊歩道に咲く「銀竜草」
通称幽霊草
幹周り6mを超える栃の木
これは見ごたえのある巨木です。
栃の木はフランス語でマロニエと言います。
つまり・・パリのマロニエ通りは栃の木通りと訳します。
子どもたちには「もちもちの木」で知られているようです。
栃の花
栃蜜は小谷村の特産品
お腹に優しい蜂蜜です。
斧枝柳と泥柳
日本一の楢の木です(未確認ですが・・・ガイドさん)
大宮諏訪神社
欝蒼とした杉木立に囲まれた諏訪神社です。
古くて小さいなどと侮るなかれ・・諏訪の御柱は、このお宮の神事から始まるのです(詳細は後日)
神社脇の桂
枝分かれし易い木ではあっても、これだけ脇枝が育った木は少ないそうです(神様のお力でしょうか)
中谷諏訪神社の天狗の腰掛
横枝が見事に育っています。
山の天狗がこの枝に腰掛け奉納舞を見学したのだとか
県下3番目の杉(幹周12m)
雷が落ちて根方が空洞ですが、元気に育っています。
測り方によっては二番目になれるのではないかと・・・
「一番はいいでせぇ、二番目位には頼めんでねぇの」(会長さん)
丸一日を掛けての巨木ツァー。小谷のよさを再発見しました。
ブナ樹林はブナだけのことだと思っていましたら、ブナ・ナラ・トチ・シイ等原始樹木全般を言うのだそう(驚)
雨飾山から妙高・戸隠山までの樹林帯は、世界遺産となった白神山地より広いそうです(驚)
沢山の驚きがあった一日ですが、一番驚いたのは息子がよく山を知っていることでした。
この沢の奥に独活が多いとか、岩魚がいるとか、こんなとこまで釣りや山菜採りに来ているのかとびっくりしてしまいました。
そして緑の色の多さ。
昔東山魁夷の作品を見た時に、緑と思って近づいたら紫を使ってあって感激したことがありましたが、この緑の多さを表す技量の無い私のパレットには、緑色だけ12色載っています。まだまだ集めないと小谷の山は描けそうにありません。